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低用量ピルのトリキュラーとは

2019年12月25日
心配する女性

トリキュラーは数多くある低用量ピルの中のひとつで、21錠入りと28錠入りのふたつの種類があります。
トリキュラーは使用している人数が多いことで知られており、日本国内だけでなく、世界中で愛用者がいる世界的に有名なピルです。

低用量ピルには発売された時期によりピルの種類がいくつかに分かれており、トリキュラーは2番目に古い第2世代のピルです。
この世代のピルの特徴は、第1世代のピルで起こる副作用を軽減させた作りになっているということです。

トリキュラーには他のピルと同様、女性ホルモンが配合されていますが、その種類はレボノルゲストレルというものです。
これは黄体ホルモンと同じ働きを持つもので、生理周期中ごろから、生理前にかけての時期に増えてくるのが自然のサイクルとなっています。
トリキュラーはこの自然のサイクルに合わせるようにホルモン量の変化がつけられているところが特徴です。

生理周期の初めの頃はレボノルゲストレルは少なめに配合されており、生理周期が進むに従って3段階で徐々に増えるというサイクルになっています。
こうした方法をとることで、ピルを服用している状態でありながら、できるだけ自然の流れに合ったような形でホルモン量が変化します。

服用方法は、シートの初めから順番に飲んでいきますが、順番を間違えないようにすることが大切です。
トリキュラーは錠剤の種類により含まれている内容が違うので、必ず順番通りに服用しましょう。
最初は赤い色の錠剤を6日間服用します。
その後、白い錠剤に変わり5日間服用し、最後の10日間は淡黄色の錠剤になります。
これで21日分です。

これで1周期全てが完了した状態になり、残りの7日間は休薬期間となります。
28錠入りのトリキュラーではこの休薬期間にも、ホルモンが含まれていない錠剤を服用し続けます。
21錠入りのトリキュラーの場合には、休薬期間はなにも服用せずに過ごします。
そして28日が経過した後は次のシートの錠剤を飲み始めます。

トリキュラーに副作用はあるのか?

トリキュラーの内容は女性ホルモン剤なので、病気の時に使用する薬に比べると、そこまで副作用を気にする必要はありません。
しかし、女性ホルモンであっても薬には違いないので、服用している時に副作用が出る可能性はあります。

最もよく見られる副作用は、体内ホルモンの変化による吐き気や頭痛です。
これは、トリキュラーだけではありませんが、低用量ピルを飲み始めた頃によく見られる副作用です。
体の中に初めて女性ホルモンを入れた場合には、すでに体の中で分泌されている女性ホルモンとピルに含まれているホルモンが同時に体の中にある状態になります。
そのため、体が慣れるまでは体内のホルモンバランスが乱れやすくなります。

その結果吐き気や頭痛が起こりますが、これらは体が慣れてくると徐々に見られなくなる症状です。
体が慣れるまでの期間には個人差があり、すぐに慣れてしまう人もいれば、しばらくの間症状が続く人もいます。
どれほどの症状がでるかは実際に服用をしてみないとわからないのです。
もしも、どうしても不快な症状が長く続く場合にはピルの種類を変えたほうが良い場合もあります。
そういった悩みがある場合には、主治医に相談をしてみましょう。

こういった副作用の出方には個人差が大きいという特徴がありますが、中には太るという副作用が出る人もいます。
低用量ピルの服用を始めた人にたまに見られる症状ですが、全く太ることはないという人もいます。

この副作用が出る原因はホルモンの作用によりむくみやすくなるというものがあるからです。
他にも、女性ホルモンには脂肪を増やすという作用があるので、脂肪がつきやすくなりますし、男性化の副作用が出た場合にも食欲が増加して太ることがあります。